令和2年、夏―――
大学生として最後の夏休みを迎えた、とある青年。
彼はフィールドワークと帰省を兼ね、山奥にある故郷を訪れていた。
ここは祖谷果(いやはて)村。
かつて自分が生まれ育ったこの村にはとある噂があった。
「四年に一度、夏の始まりに男。終わりに女が1人ずついなくなる」
「もっといっしょにあそぼうよ」